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北朝鮮問題
 北朝鮮問題って、一言では決められない複雑な問題よね。
 日本の歴史小説ので読んだことあるけれど、6世紀頃かしら藤原氏が日本の朝廷と深く結びついて、施政を摂っていた。その藤原氏は、朝鮮半島から渡ってきた民族だと書いてあったのよ。今では、朝鮮半島は2つに分断されているけれど、昔は同じだったから、北から来たのか韓国の方から来たのか解らないじゃない。それに、加藤清政の時代だって随分と朝鮮半島から日本へ連れてきたし、それ以降だって、船でわたれる一番近い外国で、人間的に随分と日本人とは混ざってしまって居るんじゃないかしら。だから、真っ向から日本は北朝鮮に敵対すれば、自分の胸に刃を向けるのと同じに成るのじゃない。今の金日成がおばかさんだから、広い視野で物事考えられないのでしょうね。しかも自分の武器をちらつかせることで相手を脅かせると思っているなんて、凄く可愛いわよね。誰かさんのように策士じゃないもの。
 その北朝鮮が、今の所攻撃対象にしているのがアメリカでしょう。しかもロサンゼルスにまで届く核開発、ドノン2号を持ってると軍事評論家がハッキリ明言しているのに、アメリカ政府は、イラク以外のことは目に入らないのか、北朝鮮を甘く見ているのか…。真意は解らないけれど、「あくまで話し合いで」と言って、同じ安保理が動くにしても、凄く物わかりが良いのよ。それだったら食料援助でも何でもして上げればいいじゃない。それもしないで「無視」って感じよね。
 蟻が象に戦いを挑んでいるのと同じ感覚なのかしら。蟻だって毒を持っていれば噛まれたら痛いわよね。
 それこそ、棘だって人間を死に至らしめることだってあるわけだから、余り甘く見ない方が良いと思うけれど。それこそ日本が先に立って、ソ連と中国と韓国で、北朝鮮が感謝するような援助を惜しまないでして上げた方がいいのよ。
 お腹を空かしている虎を怒らせれば、どんなに空腹でも奪いかかってくるわけでしょう。でも同じ虎でもお腹一杯に満足させて上げれば、昼寝して仕舞って襲ってくることはなくなるのよね。人間の世界にだって、このことは当てはまると思うわよ。とにかく金日成がおばかだから、今日の北朝鮮が出来上がってしまったのでしょう。国民に解るようなやり方で、援助をして上げるべきなのよ。今の援助というと、直ぐに政府に対してするから、国民はどんなに援助して貰っているか知らないのよ。日本がフィリピンのマルコス時代にもの凄いお金をマルコス政権に毎年貢いでいたのね。そのお金は全然国民に入っていないのね。この国に住んでいるフィリピン人何人かに、日本がマルコス政権時代に多額の援助金を支払ってきたと話しても、その事を知っているフィリピン人に出逢ったこと無いわよ。と言うことは日本の税金は、妻のイメルダ女史の靴や洋服に替わってしまっただけだって事でしょう。
 まともに税金払っている人達は、頭にこない方がおかしいわよね。だって私達のお金が何の役にも立って無くて、フィリピン人はその間飢えていて、肥えた豚はマルコスとイメルダ二人で、その肥えた豚にますます食べさせていたんだから。
 この間違えを2度と繰り返さないように、ボランティア団体の正式発足か何かして、彼らに救援物資を運んでもらい、彼らから本当に飢えている人達に配って貰うと良いのよ。
 日本のボランティア団体として、日本赤十字社しか思い浮かばないと言うのが、大体お粗末なのよ。
 これからの世界は人災天災を含めて、本当に何が起きるか解らないのだから、何が起きても大丈夫なように救援活動を迅速に出来るボランティア団体の要請を今からしておかないと…。事が起きてから付け焼き刃に処理しようとしても、上手く機能できないと思うわよ。北朝鮮問題は日本の政府の処理の仕方次第よ。
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